■相続について

◆「相続」とは?

「相続」とは、ある人が死亡したときにその人の財産(すべての権利や義務)を、特定の人が引き継ぐことをいいます。

◆「遺産」とは?

「遺産」とは、亡くなった人の財産のことです。

現金・預貯金・クレジットカード

車などの動産

土地・家屋などの不動産

有価証券

権利

債務

◆相続の基本

●基本1 「プラスの財産」「マイナスの財産」がある

 遺産相続で受け継がれる財産のうち「プラスの財産」は、現金、預貯金、家屋、土地、車、貴金属、有価証券、家財道具など。「マイナスの財産」は、借金、連帯保証債務、未納税、未払い医療費など。それぞれの財産を受け取る場合や、借金の支払いなどを拒否する場合のいずれにも法律上の手続きが必要となります。なお墓石や仏具など(祭祀具)は、遺産相続の財産には含まれません。

●基本2 相続財産の約半分は土地や家屋

 遺産相続のなかでもっとも多いのは土地(41.5%)で、家屋(5.4%)と合わせ半数近くを占めています。不動産のような分割しにくい財産が多い場合、遺産分割でもめないように対策をしておくことが重要となります。

●基本3 相続人には順位がある

 夫婦のどちらかが亡くなった場合、残された夫または妻は必ず相続人となります。自動的にプラスの財産や借金を受け継ぐことになるため、必ず遺産相続の手続きに参加しなければいけません。その他の相続人には順位があり、①子ども②親(直系尊属)③兄弟姉妹となります。配偶者と子どもがいるときは、親と兄弟姉妹は相続人にはなりません。子どもと親が同時に相続人となることもありません。

●基本4 遺言書なら自分の意志が反映できる

 遺産分割の手続きは、遺言書の有無によって変わります。遺言書がある場合、それが定める方法に従い財産を分割します。ただし、相続人全員の合意があれば、相続人の間の協議で財産の分割方法を決めることができます。遺言が無い場合は相続人全員が協議して財産の分割方法を決めます。遺言書は、「誰にどんな財産を残したいか」という意志を伝える大切な手段です。

 

◆お客様の声

H.Hさん 40代 女性

親と何を話しておけば困らないのか聞けてよかった。

K.Kさん 60代 男性

親身に話を聞いていただきました。大切なのは、いますぐ始めることですね。

T.Yさん 70代 男性

だれに相談していいのかわかりませんでした。頭の中を整理して頂いたので、次に進めます。

T.Sさん 60代 女性

両親にも相続の大事さを伝えていただいたので、その後の話がスムーズでした。